チャリティコンサート by ゆってぃ [音楽]
今日の午前中は音楽部に行ってきました。って書いてるうちに「昨日」になっちゃいましたが。
3月中の部活が無かったせいで、新入生歓迎演奏会がかなりピンチな感じです
今日初めて暗譜合奏しましたが、やっぱいろいろとぼろが出てる。ごまかせる程度には形になりつつあるけど、相当改善の余地がありそうです。
てか来週月曜から木曜まで午前も午後も音楽部とかきつすぎる・・・
テニス部どうしよう。
いやテニス部共同ブログでこんなこと書くのもあれですけどね。
まぁなんとか一日ぐらい抜け出したいなと。ってここに書くのはよくないな
震災以来ややゆとりのある日々が続いていましたが、そろそろまた締めていかないといろいろと時間足りなくなる予感。
はあ。
で、午後は読売日本交響楽団のチャリティ演奏会に行ってきました
25歳以下のチケットなので、安く買えました。
いやチャリティだから高いチケット買ったほうがいいんだけど・・・
曲目は、バーバーの弦楽のためのアダージョとマーラーの交響曲第5番。
もともとはマーラーの「大地の歌」をやるはずだったんですけどね。震災で急きょプログラム変更になったらしい。
たぶんアルトとテノールの方が母国に帰っちゃったとか、そんなんなんでしょう。
震災で音楽界もいろいろ大変みたいですね。そういや東フィルも創立100周年記念の特別演奏会中止になったみたいだし。他にもいろいろ中止になったものが多いようです。
そんななかでの、今日のコンサート。
マラ5の選曲の所以はよくわかりませんが、バーバーのアダージョは、犠牲者の方々への追悼の音楽、という意味で選ばれたんでしょう。ちなみにこれケネディ大統領の葬儀&昭和天皇の崩御のときに使われたそうです。
というわけで、「バーバーのアダージョの後は、拍手をしないでください」というアナウンスが流れるという、珍しい経験をしました。ヴァイオリンが静かに音を閉じたあとの、完全な沈黙が心に残った。
そして、マラ5。
直前のプログラム変更なのに、こんな難曲をやるなんてすごい。トランペットに若干のミスがありましたが、むしろ当然というべきなんですかね。
終楽章の、弦楽器がすさまじい動きをするところで、ヴァイオリン奏者の足がみんなじたばたしてるのが見えて、面白かったw
ヴィオラの第一奏者の人とかストライドガムのCMみたいな感じになってたしww(しかも顔が若干笑ってるっていうね)
ちなみにこの曲でオーボエを吹いていた方は、わが音楽部の前部長のお父様でした
この曲の第4楽章(通称アダージェット、K宮先生によるとアダージェットではなくアダジェットらしい)は、映画「ベニスに死す」で一躍有名になったので、聞いたことのある人もいるかもしれません。耽美的な、美しい曲です。
そういえば、今日の下準備(?)の意もこめて、昨日は「ベニスに死す」を初めて見ました。
いやー、いい映画ですね。最後のほうで思わず泣いてしまった。
老年の作曲家アッシェンバッハが生涯信じ続けてきた、「健全な精神の努力によって美は造られる」という信念が、ベニスでであった一人の美青年の存在によってあっけなく否定される。
努力なしにまるで神から与えられたかのような美を目の当たりにして、自分の人生が否定されるのを感じつつもただその虜になってしまうアッシェンバッハ。。。
このアッシェンバッハは、マーラーがモデルになっているそうです。確かに、風貌とか、家族設定とかがマーラーだった。でもマーラーはそんな考えの人ではなかったと思うんだけど・・・。交響曲第8番で、芸術家に霊感を与える「精霊」をたたえるような曲も作ってるしね。
でも、これはいい映画だった。みなさんぜひ見てみてください。「美」とはなんだろう?みたいなことを考えさせられます。
あと、マーラーの交響曲が(おもにアダージェットが)ずっと流れているので、マーラー好きには特にお勧めします。
はい。で、マーラーの5番のあとには、まさかのアンコールが。
こんな大曲のあとは普通アンコールないと思うんですが、コンマスの方のたっての願いだったそうです。
イギリスで追悼の曲として使われる、エルガーの「エニグマ変奏曲」の「ニムロッド」。
バーバーのアダージョと似た性格の曲です。
指揮者が、合掌するようにして曲を閉じたのが印象的でした。
すっかり長くなってしまいました。投稿数が少ない割に一回一回がやたら長くなる癖があるような。
まぁいっか。
ちなみに明日も演奏会に行くので、またブログに書くかもしれませんです。
ではここらへんで。おやすみなさい。
3月中の部活が無かったせいで、新入生歓迎演奏会がかなりピンチな感じです
今日初めて暗譜合奏しましたが、やっぱいろいろとぼろが出てる。ごまかせる程度には形になりつつあるけど、相当改善の余地がありそうです。
てか来週月曜から木曜まで午前も午後も音楽部とかきつすぎる・・・
テニス部どうしよう。
いやテニス部共同ブログでこんなこと書くのもあれですけどね。
まぁなんとか一日ぐらい抜け出したいなと。ってここに書くのはよくないな
震災以来ややゆとりのある日々が続いていましたが、そろそろまた締めていかないといろいろと時間足りなくなる予感。
はあ。
で、午後は読売日本交響楽団のチャリティ演奏会に行ってきました
25歳以下のチケットなので、安く買えました。
いやチャリティだから高いチケット買ったほうがいいんだけど・・・
曲目は、バーバーの弦楽のためのアダージョとマーラーの交響曲第5番。
もともとはマーラーの「大地の歌」をやるはずだったんですけどね。震災で急きょプログラム変更になったらしい。
たぶんアルトとテノールの方が母国に帰っちゃったとか、そんなんなんでしょう。
震災で音楽界もいろいろ大変みたいですね。そういや東フィルも創立100周年記念の特別演奏会中止になったみたいだし。他にもいろいろ中止になったものが多いようです。
そんななかでの、今日のコンサート。
マラ5の選曲の所以はよくわかりませんが、バーバーのアダージョは、犠牲者の方々への追悼の音楽、という意味で選ばれたんでしょう。ちなみにこれケネディ大統領の葬儀&昭和天皇の崩御のときに使われたそうです。
というわけで、「バーバーのアダージョの後は、拍手をしないでください」というアナウンスが流れるという、珍しい経験をしました。ヴァイオリンが静かに音を閉じたあとの、完全な沈黙が心に残った。
そして、マラ5。
直前のプログラム変更なのに、こんな難曲をやるなんてすごい。トランペットに若干のミスがありましたが、むしろ当然というべきなんですかね。
終楽章の、弦楽器がすさまじい動きをするところで、ヴァイオリン奏者の足がみんなじたばたしてるのが見えて、面白かったw
ヴィオラの第一奏者の人とかストライドガムのCMみたいな感じになってたしww(しかも顔が若干笑ってるっていうね)
ちなみにこの曲でオーボエを吹いていた方は、わが音楽部の前部長のお父様でした
この曲の第4楽章(通称アダージェット、K宮先生によるとアダージェットではなくアダジェットらしい)は、映画「ベニスに死す」で一躍有名になったので、聞いたことのある人もいるかもしれません。耽美的な、美しい曲です。
そういえば、今日の下準備(?)の意もこめて、昨日は「ベニスに死す」を初めて見ました。
いやー、いい映画ですね。最後のほうで思わず泣いてしまった。
老年の作曲家アッシェンバッハが生涯信じ続けてきた、「健全な精神の努力によって美は造られる」という信念が、ベニスでであった一人の美青年の存在によってあっけなく否定される。
努力なしにまるで神から与えられたかのような美を目の当たりにして、自分の人生が否定されるのを感じつつもただその虜になってしまうアッシェンバッハ。。。
このアッシェンバッハは、マーラーがモデルになっているそうです。確かに、風貌とか、家族設定とかがマーラーだった。でもマーラーはそんな考えの人ではなかったと思うんだけど・・・。交響曲第8番で、芸術家に霊感を与える「精霊」をたたえるような曲も作ってるしね。
でも、これはいい映画だった。みなさんぜひ見てみてください。「美」とはなんだろう?みたいなことを考えさせられます。
あと、マーラーの交響曲が(おもにアダージェットが)ずっと流れているので、マーラー好きには特にお勧めします。
はい。で、マーラーの5番のあとには、まさかのアンコールが。
こんな大曲のあとは普通アンコールないと思うんですが、コンマスの方のたっての願いだったそうです。
イギリスで追悼の曲として使われる、エルガーの「エニグマ変奏曲」の「ニムロッド」。
バーバーのアダージョと似た性格の曲です。
指揮者が、合掌するようにして曲を閉じたのが印象的でした。
すっかり長くなってしまいました。投稿数が少ない割に一回一回がやたら長くなる癖があるような。
まぁいっか。
ちなみに明日も演奏会に行くので、またブログに書くかもしれませんです。
ではここらへんで。おやすみなさい。
タグ:ゆってぃ
2011-04-03 00:41
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